- テレビの音が聞きにくい。
- 会議や講演会で話が聞き取れない。
- 電話が聞き取りにくい。
- 家族から耳が遠いと言われる。


- 人間関係(コミュニケーション)
- 社会適合
- 健康
- 人間関係(コミュニケーション)
私たちは言葉のキャッチボールを行ってコミュニケーション(会話)をしています。ところが、難聴であるとキャッチボールが上手く受け取れなくなります。キャッチボールはお互いに投げあうから楽しいのですが、投げたボールを頻繁にそらしてしまうと段々楽しくなくなってきます。その結果、次第にキャッチボールに誘ってもらえなくなってしまいます。
会話に関しても同じ事で、話をしても通じなかったり、何度も聞き返されてしまうとうんざりしてしまいます。 - 社会適合
聞こえないことによるさまざまな不利益。
例えば、目覚まし時計の音が聞こえないために遅刻をしてしまった。
玄関のチャイムが聞こえないために来客が帰ってしまった。
電話のベルに気づかずに電話を取り損ねてしまった。
この程度なら笑い話で済みますが、警報機やサイレンの音を聞き漏らしては危険なことになってしまいます。仕事でも、商談の金額を間違えたり、約束を聞き漏らしては信用問題に関わります。 - 健康
コミュニケーションの話をしましたが、問題なのは自分からコミュニケーションを避ける、周囲の人との接触を避けるようになってしまうことが問題です。話が聞こえないことによる疎外感や劣等感・イラつきなどが生じ、周りの人のちょっとした言葉や動作に神経質になってしまいます。この状態が進むと病的な精神状態になってしまいます。
また、難聴であるとボケてしまったように見られることがよくあります。会話に対して適切な反応が出来ないからです。難聴とボケとの関係は基本的には無いといわれていますが、社会的刺激・知的刺激があるとボケにくいことも事実です。そういう意味では、聞こえないからテレビも見ない、人とも会わないでは、ボケてしまっても不思議ではありません。


補聴器をつけることで明るく積極的になる場合が多く見受けられます。
海外では聞こえるようになることは義務だと言われています。
アメリカで『最近、聞こえが悪くなってきたんだ』と言うと『なぜ補聴器を付けないの?聞こえなければ補聴器を付けるのがあたりまえでしょ。』と言われてしまうほどです。
